在日米軍の削減可能=「第7艦隊で十分」−小沢氏

と小沢が発言して、それに対して自民党が色々批判している。


日本の一般常識からすると、ああ小沢は戦争反対で、争いの元であり、地域住民の負担である米軍を削減しようとしている良識ある平和主義者なんだなぁ。


と思うところであるが、東アジアの軍事常識からすると、日本や韓国に米軍基地を多数置いていた布陣は、冷戦時代の対ソ連シフトであり、仮想敵国がソ連という前提。




実は90年代末あたりから、米軍は少しずつアジアの南方に基地を移し始めている。


フィリピンの空軍基地は一時期閉鎖されていたが復活。
グアムやサイパンの基地は拡充している。


これは、仮想敵国をソ連(ロシア)ではなく中国とした場合、朝鮮半島や日本列島では中国のミサイル基地に近すぎて、弾道ミサイルで攻撃を受けた場合に(中国のミサイルなのでもちろん核弾頭)、迎撃したり避難する時間的余裕が取れないこと。また、中国が陸伝いにインドシナ半島に進出した場合に、日本からでは南方をカバーし難いからという理由でそうしている。




つまり在日米軍や在韓米軍を削減できるかどうかってのは、あくまで米軍主体の戦略的な都合によるものであり、日本が判断することではない。


今の小沢のバックについているのは、アメリカの中でも親中的ではない勢力のはず。米軍の主流も非親中にシフトしてきているので、小沢の発言は、アメリカに居る非親中の親分の方針の代弁。


アメリカの主流が親中であるなら、在日米軍を削減しますというのは失言暴言の類だが、次期首相候補最有力の小沢がそれを言えるということは、米軍は中国を仮想敵国とすることでほぼ固まっているということになり、今後しばらくのアメリカの対中政策はそういう方向に行くだろうということ。

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在日米軍の削減可能=「第7艦隊で十分」−小沢氏